06 2017

-mpi 比較


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今ではフィンランドも立派に北欧ブームに乗ってちやほやされるような国に
昇格し、北欧がオシャレなものとして扱われるようになってきましたけども、
長年フィンランドストーカーみたいなことをやってきた間にしみついた自信
のなさというか、いじける自分が居てですね…。

なんというか、フィンランド語を勉強してても、フィンランドに興味がある
と言っても、フィンランドの食べ物が好きだと言っても相手にされないこと
のほうが多くて、へぇ~!と反応はあってもどこかに笑いが混じるとか…。

その笑いの中にうっすらと“価値の無さ”が込められているような被害妄想 →
いじける → 被害妄想 → いじける のループ。

言語で言えば、英・仏・独・伊・西・中・露語などに対して芬語。
料理やお菓子で言えば、フランス菓子に対してフィンランド菓子。

どっちがより需要があって、お金が動いて、役に立つと思う?と問われると、
「ごもっともで 笑。」と否定はしませんが、実は腹の中で何だコノヤローと
思ってたりします、はい。

確かにね、勝てませんよ。お金になりません。どこで役に立てるのかすらも
わかりません。なので、勝とうとも思いません。儲けようとも思いません。
役に立つかどうかでフィンランドという国を見たことがないので、その基準
を持ってこられるとお手上げです。どうでもいい、としか答えられません。

ま、そう言いつつフィンランドの料理やお菓子を作りながら、

地味。
お洒落じゃない。
華がない。
古い。
色が悪い。
なにかと黒い。

と悪口のオンパレード。
フランス菓子の技術やセンスや見た目と比べてしまう自分が厄介なんですよ。
日本にいると特に。でも、比較してしまう度に、

いやいや、それがフィンランドの良さでしょーが。
フィンランドはそれでいい。
真似することなんかない。
フランスはフランス。フィンランドはフィンランド!
そこに惚れ込んだんでしょうが!

ってな感じで、比較した自分に喝ですよ…。
やっぱりどっかでまだ自信を持っていないのか、開き直りが足りない。
いろんな価値を持ち出してくる人と同じで、他と比較して価値の優劣をつけ
ちゃってるんですよ、私も。

でも、日本でケーキ屋さんのショーウィンドウを見ても特に食べたい!とか
魅力を感じたりはしませんが、フィンランドでショーウィンドウを眺めてる
と楽しくてしょうがない。どれもこれも食べてみたい。


こういう問答を懲りもせず繰り返しているので、もうフィンランドへの愛情
を確認する変態趣味みたいなもんですかね、これは。


Kiitos lukemisesta ja tervetuloa uudelleen.




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