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フィンランドカフェ芬闘記

~小さなフィンランドカフェをひらくまで~

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22 2018

Kirjanpito 簿記のお勉強


kirjanpito 500


前々からやらないといけない、いけないと思いつつも苦手な数字を相手にするとなると、
むむむ… と遠ざけてきた “簿記” のお勉強。

昔は経理係を一時務めていたこともあるんですがね、その頃はとにかく毎日の伝票入力
と給与計算などの仕事をこなしていた程度で、数字をルール通りに打ち込みさえすれば、
会計ソフトが勝手に帳簿をつくってくれていたので、何事もなく出来ていたんですよ。
小切手や手形だのも扱ってましたが、教えてもらった通りにやってれば出来たんです。

今思えば、なんとまぁ無知で大胆な経理だったんだと恐ろしい。会社がそれでもまわっ
ちゃってたところがまた怖い。どうやって経理係を務められたのか、信じられません。

いや、会計ソフトってこわいですね~。ずぶの素人でも経理ができちゃうんだもん。

で、今も会計ソフトで帳簿をつける必要があって、それも私がやっているので簿記自体
は初心者ではないもんの、またしても会計ソフトがまともな帳簿をつくってくれる。

これから事業主になろうって人間がこれではイカン!と一念発起。
一から簿記のしくみを勉強して、自分でちゃんと理解しないと会計ソフトに支配されっ
ぱなしだと思いまして、最近はいろんな簿記の本と格闘中です。


無知とはいえ、会計ソフト頼みとはいえ簿記に多少触れてきたおかげか、理解は早いと
調子にのってると…借方・貸方のしくみ、仕訳、転記あれやこれやで突然プツッと思考
が切れることがある。

は?

と理解がこんがらがって、ペンを持つ手が止まる瞬間が多々あります。
数字が苦手とか関係なかった…帳簿のしくみが苦手でした。


借方 かりかた
貸方 かしかた


言葉がまぎらわしいんだよ!


左に~右に~で説明されると、これまた更にややこしい。
おそらく、左利きの人あるある “左右盲” とやらも一因だと思う。瞬時に左右の区別が
つかず混乱する、左右を迷って反応が遅れるという症状。

絶対あると思う。
たぶん。
きっと。

自分だけがはっきりと瞬時に区別できる言い方がないもんかと探してるんですけどね。
自分が理解するためにどういう言い回し、どういう方法で理解しても構わないわけで。
言葉云々を覚えるより、しくみを理解するほうが大事。


会計ソフトは一度設定してしまえば数字を自動的に入れていくだけで各帳簿が出来て
しまうのは楽ちんですけど、ド素人が簿記を理解せずに済むのは人間をダメにする。

それに、パソコンがつぶれただのデータが消えただのという事態が起こった時が蒼白。

簿記を理解していないと設定もできない。
データを失えばこれまでの帳簿が手元に残っていない。そして再入力という無駄。

仕訳に迷ったときは過去の帳簿を見ればわかることもあるんですけど、パソコン相手
だと案外手間なんですよね、数年前の帳簿を探したりするのは。見にくいですしね。

でも、人が手書きした紙の帳簿は、早い。消えない。記憶が残る。

これは経理係をしていた頃に痛感しました。一番信用できるのは紙とペン。
書くのに手間はかかっても、必ず助けてくれる。


自分が事業主になって帳簿をつけるなら、絶対に手書きの帳簿!と決めてます。
そのためにはちゃんと簿記を理解して、どっからでもかかってこいと余裕をかます
事業主になるのが目標。

勉強し始めると、あ~そういうことだったのか~とスッキリして楽しいです。

今は。


Kiitos lukemisesta ja tervetuloa uudelleen.








前回の設計がおじゃんになったうえに新しい設計が進まない中、年が明けました。
いったい何をやってたんだろうな…去年は…と溜息も出ます、さすがに。

ま、そんなことを言っても時間は戻ってこない。スッパリ切り替えていきます。

ここまでの流れは、設計士さんに提案してもらったラフプラン4つの中から私の
要望を一番取り入れやすいであろうプランを2つに絞ったあと、さらに少し描き
こんだプランを出してもらって、ようやくひとつのプランで進めていくことに。

ここまで辿り着くのに時間かかりすぎなんだよ…。私のせいではなくて。

プランを見ると、あれがいい、ここもいい、ここはだめ、あそこもちょっと…と
いうように比べれば比べるほど迷いが出てきます。かといって、良いとこ取りを
すればプランが成り立たなくなるので、良いとこが多いプランを選びました。
引っかかる部分は考えようによって違う見方もできるということで。

結局、最後に選んだプランは第一印象で決めたようなもの。図面をパッと見た時
にこれが一番良いんじゃないの?と感じて、詳しくプランを検討しても印象が良
いものは贔屓するのが人間の性…でなくて、やっぱり理にかなっているというか
ですね、無駄がない。

何か引っかかりを感じるものは詰めが甘い。

探せばそりゃ小さな不具合はあるんですけど、全体的に捉えるとすべてが上手く
納まるパズルが見えたような、スッと納得できる提案はケチをつけるより難しい。

わかりませんけど、設計をしている立場でも同じ感覚があるのかも知れません。
設計側でもどうだろな~と感じている部分があれば、施主も同じようにう~ん…
と感じて、設計者が納得できているプランはやっぱり施主も納得できる。

今度の設計士さんは、前回の知識と経験から出した私の事細かな要望リストには
苦笑しながらも、ほぼ取り入れたプランを提案してくださったので反抗すること
は滅多になく、そしてストレスもない (笑

では、このプランで進めていきましょうってことになった年末に出された宿題が
“厨房のレイアウト”。

「簡単なゾーニングでいいので、どうイメージしているかを教えてください。」

簡単…カンタン?簡単に考えるんですか?簡単にとおっしゃいますが…

めっちゃ詳しく考えちゃってんですけど!

つーか、自分で配置図を描いちゃったりして…。

箱の大きさは決まっているわけですし、使用する機器も決めているわけですし、
おのずと板金類のサイズも決まってくるわけで、作業工程やら使い勝手やらは
自分も知ってることなので、狭い空間にどう配置するかというパズルは自分で
考えられることで、詳しく考えて当たり前だと思うんですよね。

餅は餅屋というやり方もありますけど、自分自身のことは自分でも考えないと
餅屋の話も理解できないので、素人でも考えたことは伝えるようにしたい。

こういう性格がまた “めんどくさい施主” のレッテルになるんですよ、ええ。


詳しく配置を考え出すと、メニューや材料、使う機器や器具類、作業工程まで
細かくリストアップして把握しないとまったく決まらないと気付き、頭の中で
レシピや作業を思い出しながら書き出していくのに時間を費やして、そこから
配置のパズルを延々と繰り返し、ようやく無茶ではない配置になったかなと。

これに約1ヶ月かかってます。
人に仕事が遅いと文句を垂れる資格はないということで、反省。

簡単にとか言われたのに、またこんな配置図を送り付けるのかと想像すると…

想像しないことにします。


Kiitos lukemisesta ja tervetuloa uudelleen.





korva



フィンランドでは、毎年10月4日は Korvapuustipäivä シナモンロールの日 です。

あ、そういえば…と思い出したのがちょうど前日だったので、試作&練習がてらに
コルヴァプースティを焼いて食べる、というイベントをひとりでやりました。

これまでも山ほど試作とレシピの改善を繰り返してきましたが、いつもどこか何か
しら納得がいかない。この生地から他のプッラ (菓子パン) も作りたいのですが、
シナモンロールでは上手く出来るけど、違うプッラを作ると上手くいかない…

どれに対しても良い生地、レシピを延々考えてきましたが、そろそろ成果が見えて
きたか?というところまできました。あともうちょい。

目標はフィンランドらしいプッラです。材料の違いがあるので、まったく同じに作
ろうとしても無理ですし、フィンランドの作り方や味が全て良いとも思っていない
ので、そこは自分なりに変えてはいますけど、出来る限りフィンランドを尊重する
というのをモットーに。

なので、プッラも日本の菓子パンのようにふんわり・しっとりは目指しません!

フィンランドのパンに、ふわふわ・しっとりなんて表現、使ったことねぇ!
おおよそ事実。

でも、私はそれがフィンランドのパンで、それが好きで美味しいと思っているので、
そういう違いを消したくない。日本だから日本人に合わせたほうがウケると言われ
ることもありますけど、それは日本のパンです。ウケるというのはそそられる言葉
ですけども、なんとか抵抗したい。

このふんわり・しっとりに逆らうというのが、意外と作る上でも難しいんですね…。
出来上がるとふんわり・しっとりしちゃってんじゃん!ということが多くて。

なんでしょう?日本に戻って生活すると、日本の味や食感が当たり前になるので、
無意識のうちに感覚を日本に合わせてきたか?!という気がしないでもない。

これでいいんだ!これで!と耐えて、フィンランドを贔屓するのは大変です。


Kiitos lukemisesta ja tervetuloa uudelleen.




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